サーモモジュール(ペルチェ素子)とは?

ペルチェ素子

電流の流れで、冷やす、温めるを使い分ける半導体素子

サーモモジュール(ペルチェ素子)とは、対象物を温めたり、冷やしたりする半導体冷熱素子のこと。N型とP型という異なる性質を持った半導体素子に、直流の電気を流すと熱が移動し、一方の面が吸熱(冷却)し、反対の面が放熱(加熱)するというペルチェ効果を応用したものです。電源の極性を逆にすると吸熱と放熱を簡単に切り替えることができます。
原理:
ペルチェ効果・ゼーベック効果
特長:
電流極性の切替により冷却・加熱が可能、小型・軽量、温度応答性が良く、振動騒音がない
用途:
光通信ネットワーク用レーザーダイオードの恒温、半導体製造装置の薬液恒温循環、DNA増幅器の温度調整、高級自動車シートの温度調整、病院・ホテル用小型冷蔵庫(静温冷却)、レジャー用クーラーボックス、ワインセラー

※ペルチェ効果:2種類の導体に電流を流すと、その接合部で発熱・吸熱が生じることをいう。1833年にフランスの時計技師ペルチェが原理を発見した。
ゼーベック効果:異なる半導体で作った接合部を加熱すると、温度差が生じて発電すること。1821年から22年にかけてプロシャ科学アカデミーのゼーベックが発見した。

最終製品使用例
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